北欧の天の川:(北欧よもやま話)
いつか仙台の七夕祭りに行ってみたい私です。皆様、昨日の七夕のお願いには何を願われたでしょうか。
私は、私的なことでは、今年で30になりますので、みのりの多い30代を送れるように。ということ。
そしてお仕事的なことでは、海外から送られてくる食器たちが、一つのキズもなく日本に到着してくれること…ですね。こちらは、商いとしてもとても切実なのですが、それよりも(と言えるのは店主ではないからでしょう。笑)、ずーっと大切に扱われてきた食器たちが、輸送途中で傷ついてしまったら、なんだか非常に申し訳ない気持ちになるから。
ということで、織姫様・彦星様、そしてズラミスさん・サラミさん、どうぞこの願いをかなえてくださいね・・・
って、「ズラミスさんとサラミさんとはなんぞや?」ですね。
実はちょっと調べてみたら、北欧にも天の川にまつわる物語があったのです。
「昔、ズラミスとサラミという夫婦がいました。二人は死後天へと昇りましたが、別々の星に住む運命となってしまいました。愛し合っていた二人は、逢いたい一心で、こつこつ、こつこつと周りから星を集め、お互いの星へとつながる橋を作っていきました。お互いに出会う橋が出来るまで、なんと千年。今ではシリウス座で、仲睦まじく暮らしています。」
こんなお話です。北欧では、天の川を、「天の橋」と呼んでいるそうです。