10数年前の北欧旅行記:衝撃の?光景
ここをご覧になっている方は、北欧ブームの火付け役とも言える映画「かもめ食堂」鑑賞済み!の方が多いのではないでしょうか。
「かもめ食堂」のネタばれも含みつつ、私自身がフィンランドで見た衝撃の?光景を記しますので、「かもめ食堂」未鑑賞の方は以下からの文章は読まれない方がいいかもしれません(「かもめ食堂」とっても面白いですよ!おすすめの映画です)。
「かもめ食堂」では、フィンランドのヘルシンキに食堂を開いた日本人女性の主人公を中心に話が展開していきますが、脇役も生き生きしています。あとからやってくる日本人女性2人・現地人の日本オタクの孤独な?青年もいいキャラクターをしています。
ですが、「このお店は何かしら」と食堂をのぞくフィンランドのマダム3人組、旦那さんにいきなり別れを告げられてショックのあまり、主人公たちに呪いの藁人形の作り方を教わってカーンカーンと打ちつけるマダムの姿が、なかなか、マダムというか、おばさまというか…とっても生き生きしていて、面白く感じました。
さて、話は過去に飛び、北欧に到着したその日は夏日。私も半袖のブラウスだったこと思い出します。
けっこうな人出でにぎわっており、ハックマン百貨店に見学に向かうその途中、私は衝撃のシーンを目撃しました。
年齢は60代ほど?なかなかでっぷりされたおばさまが、なんと上は黒いブラジャーのみでこちらに威風堂々と歩いてくるのです。下は普通にズボンを履かれていましたが…。
まわりのひとも別に目を留めるでもなく、普通なのです。
Oh!という感じでした。これが、日本だったら…?異文化を強烈に感じるとともに、なんとなくそのおばさまに勝手に感服してしまいました。
ほかにもバスの運転手さんがおばさまで、私たちがお金を払おうとすると「いいよいいよ」というふうに受け取らなかったり。
女の強い国、北欧。
そして成長した私は、「かもめ食堂」に出会い、鑑賞し、「かもめ食堂」の中で自由奔放にふるまうマダムたちを見て、「うん、うん」と深く納得するのでした。