10数年前の北欧旅行記:白夜の思い出
実家に行って、当時の記録はないものかと親に聞いてみたら、しばらくごそごそ探してくれて、出てきました、スケジュール表。1999年の7/30(金)~8/7(土)にかけて行ったようです。
旅程では、リサ・ラーソンの作品群のシリーズ名にもなった「スカンセン野外博物館」にもしっかり行っており、うーん、しかし、まったく思い出せません!もっとしっかり見ておきたかった!もったいないことをした!という感じで、いま、身もだえしています。笑
子ども心には、有名な観光地や博物館よりも、体で感じられる異国の不思議さの方が覚えているものなのでしょう。
北欧についてすぐだったと思うのですが、夏の青い夕暮れの陽射しの中、夕御飯も食べ終わり、両親と「これから何をしようねえ」とあたりをうろうろ…。まだ夕方なのに、どんどんお店はしまっていくし、人通りも急に少なくなっていくのが不思議でした。しかし、なんだかとっても眠い。これが時差というものか?
その時、父が時計を見て驚きの声をあげました。
「もう23時だ」
夕暮れを見ての感覚的には16時くらいでしたから、もうびっくりしたのなんの。
「これがうわさに聞く白夜か!」
と、感動というか、ともかく驚いたのを覚えています。
青白い空を後に、家族三人、一路ホテルへ急ぎ、帰ってからはすぐに眠ってしまいました。