Lisa Larson★SKANSENシリーズ/PONY/ポニーのご紹介です!
SKANSEN(スカンセン)とは、スウェーデンの首都ストックホルムの中心部にある、1891年に開設された世界最古(!)の野外博物館の名前です。
そしてこのリサ・ラーソンのSKANSENシリーズは、その博物館に併設されている動物園の動物たちをモチーフにしたもの。
SKANSEN博物館は、スウェーデンの伝統的な文化が失われていくことを懸念した民族学者によって設立されたそうですから、併設の動物園にいるのも、もともとスウェーデンに住みついていた動物たちを集めているのでしょう。
ZOOシリーズにも、その名の通り動物園にいる愛らしい動物たちが登場します。けれどリサ・ラーソンが、やはり動物を扱うオブジェでありながら、”SKANSENシリーズ”としっかり名を分けたのは、自国の文化や動物たちを大事にしたいと思う気持ちがあったのではないでしょうか。
さて、こちらのポニーくん、なんだか物言いたげにじーっと上目づかいをしていますね。
ほかのSKANSENシリーズの動物たちより、個性が際立っているように感じます。リサ・ラーソンが動物園を訪れたときに、こんな表情をしていた子がいたのかな、なんて想像が広がりますね。「ニンジンおくれ!」なんて、思っていたのかもしれませんね。
まるっぽくて素朴な色合いのポニーくん、日本の住まいにしっくり似合います。しっぽもたてがみもふさふさとして可愛いですよ。