Lisa Larson★Karolinシリーズ/フラワーベース2のご紹介です!
本日のピックアップ商品は、昨日ご紹介した、リサ・ラーソン制作のKarolinシリーズフラワーベースのかたち違いです。
鳥の羽か花の花弁か、それらがちょっとペイズリー模様らしくなっている模様は似ていますが、こちらは昨日の一輪ざしタイプのものとは違い、背が低くてコロンとしているフォルムが可愛いらしく、どっさりとお花を生けて華やかに飾るとよさそうです。
ところでこちらのお品物、かたちも側面の模様も可愛いのですが、個人的には上から見た時に、シンプルですが力強く、しっかりと引かれた円の線がとても良いと思います。
花を生けたら見えなくなる部分ですが、手を抜かない、花を飾らなくともそこにあるだけで佇まいが良い作品であろうとするリサ・ラーソンの意志が伝わってくるような気がするのです。
日本人で、世界的にも有名な安藤忠雄という建築家がいます。彼の好んで使う素材はだいたいコンクリートやガラスというシンプルなものですが、建物の造形は無造作なようでいて、とても美しいのです。
このフラワーベースの上部分、無造作に引いた円の中に、なんとなく一流のデザイナー・アーティストという人たちは、建物という大きな作品であっても、フラワーベースという小さな作品であっても、どこにも手を抜かないという共通項が感じられたのでした。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)★Karolinシリーズ/フラワーベース