10数年前の北欧旅行記:バリアフリーを実感した笑顔
さて、母の興味でまわった福祉施設の見学なども終わり、案内していただいた女性にもお礼を言ってお別れし、空き時間が出来ました。
そして、どうしようか、まあホテルにもう帰ろうか、などしゃべりながら、とストックホルムの街を歩いていました。
そこで私は、車椅子の青年が、お友達たちとワイワイガヤガヤ、にこにこしながらやってくるのを目にして、なんだかふとびっくりしたのです。
あけっぴろな笑顔を彼は浮かべていました。
なんだか、その笑顔が忘れられませんでした。
そして、北欧を旅しているうち、明らかに車椅子などを利用されている方が、日本で目にするよりも多い、と感じるようになりました。
それはとてもシンプルに、バリアフリーが行きとどいている国だから、外出しやすいのだろうな、と実感させられる体験でした。
日本でも、10年前に比べれば、どんどんバリアフリーが広がってきましたね。
先日、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まりましたね。パラリンピックの開催に合わせ、さらなるバリアフリー化を進めていくことでしょう。
その流れが、日本全国に広がっていけばいいなぁ、と思っています。