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アンティークとヴィンテージの意味の違いとレトロについて

 2016/09/02 よもやま話
この記事は約 3 分で読めます。 459 Views

アメリカでは関税法でアンティーク商品の定義として

「現在から100年以上遡る」としています。

ですので、通常アンティーク商品といえば

少なくとも100年以上前に製造されたもので

収集価値の高い商品を意味します。

美術品や骨董品や家具など

アンティーク商品といっても

様々な種類がありますが、

元々道具として使用されていた

食器であろうが、生活品であっても

100年以上経てば分類上は

アンティーク商品ということになります。

収集する価値があるかどうかは

基準は定かではありませんし、

定かに出来るものではないので、

一般的に100年以上前に製造されたものは

道具ではなく美術品、骨董品としての

価値の方が高くなるという事になります。

 

ではヴィンテージという言葉はどうでしょうか?

ヴィンテージは、元々は上質で美味しく出来た

ワインとその収穫作業や製造行程を表す言葉であり、

フランス語の「vendange」が語源です。

vinの部分がフランス語でワイン、

ageが年齢ですので

ワインの生産年号も意味しています。

 

英語で「vintage」は、「〜の頃(時代)」を意味する

となっていますが、古いが価値の高いものという

意味が広い意味で使われるようになっています。

 

ということで一般的にはヴィンテージの方が

アンティークより製造年が新しいということになります。

ヴィンテージ商品の製造年には商品の種類によって

異なりますが、少なくとも10年以上前に製造された

ものでないとヴィンテージとは呼ばないと考えられています。

例えば車では1910年代後半より1930年までに

生産された自動車をヴィンテージカーと呼んでいますし

ヴィンテージジーンズだと1960~80年代と

解釈が色々とあるようです。

 

北欧の食器やオブジェ・フィギュリンなどは

1960年代~70年代のものも多く、

一般的にはヴィンテージ商品という呼び方が

多いように感じます。

 

また、レトロという言葉もあるのですが

これは雰囲気を表す言葉ですので

作られた年代は限られません。

新しい商品でも雰囲気が

昔風であればそれはレトロと

表現されることになります。

アンティーク風とかヴィンテージ風などという表現も

レトロという表現に近いかと思います。

 

また、アンティークとヴィンテージという言葉に関しては

日本では明確な基準がないため、

取り扱うお店などによって

統一はされていないかと思います。

 

Tigermilkでは出来るだけ

正しい商品の情報を

お伝えすることが大切と考えており、

商品説明に製造年代を表記しております。

 

製造年代に関わらず

アンティーク商品、またはヴィンテージ商品、

アンティーク/ヴィンテージ商品と併記で

表記させていただいております。

 

Tigermilkのアンティーク/ヴィンテージ商品はこちらより。

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